タトゥーの価格は何によって変わりますか?

こんにちは、タトゥーアーティストのヨンジェです。タトゥー価格は、主に「図案の複雑さや細かさ」「サイズ」「入れる部位」の三つを軸に、線の質感や仕上げ方の希望を合わせて考えるのが基本です。同じように小さく見えるタトゥーでも、この組み合わせによって必要な作業の量や集中すべきポイントが変わります。

この記事では金額そのものは扱いません。「何がタトゥー価格に影響するのか」「見積もりの前に何を決めておくと話が進みやすいのか」という考え方の基準を整理します。

材料としては、私が実際に手がけた二つの作品を使います。ひとつは映画のポスターから着想を得た、ハンドポーク風の小さなドゥードゥルタトゥー。もうひとつは腕の上部に入れた、きらめく音符のタトゥーです。写真で確認できるデザインの違いから、価格を考えるときの視点を順番に見ていきます。

実際の事例はどんなタトゥーでしたか?

まず、Instagramに載せた二つの作品の記録をそのまま振り返ります。

一つ目は2026年5月23日の作品です。映画『PERFECT DAYS』のポスターから着想を得た、ハンドポーク風のドゥードゥルタトゥーです。元の図案にある、クレヨンで描いたようなざらっとした質感と、自然で不完全な線を残すことを大切にしました。小さなタトゥーですが、とても独特な雰囲気があります。

二つ目は2026年4月10日の作品で、きらめく音符のタトゥーです。やわらかいハンドポークの、クレヨンのような雰囲気のデザインを、もともとあった二つの点の周りに配置しました。以前は気になっていた二つの点が、今ではタトゥーの中に自然となじみ、また半袖を着やすくなったという内容です。

二つの作品に共通するのは、「きっちり整えすぎない線の質感」を活かしている点です。この共通点が、のちほど説明する価格の考え方にもつながります。

暗い色のTシャツの袖の下に出た腕の側面に、同じ格子の図案がある遠景の写真。線が腕の曲面に沿ってわずかに曲がって見える。

図案の違いは価格にどう関わりますか?

図案は、タトゥー価格を考えるうえで最初に見るべき要素です。線の本数、モチーフの数、塗りつぶしの有無、細かい部分の多さなどが、作業の内容そのものを左右するからです。

写真1の格子の図案は、縦線2本と横線2本が#の形に交差し、中央のマスにO、右上に小さなxが入った、とてもシンプルな構成です。要素は少ないのですが、「元の図案の粗い質感や、少しゆがんだ線をどう残すか」が仕上がりの印象を決めます。線が少ないから単純、とは言い切れないのがこの手のデザインの面白いところです。

一方、写真3〜6の音符のタトゥーは、音符、小さなハート、星、きらめく十字、小さな点が横に散らばる構成です。モチーフの種類が複数あり、それぞれの配置のバランスを見ながら進める必要があります。このように、図案を見るときは「線の数」だけでなく「モチーフの数」と「質感の方向性」を合わせて考えると、タトゥー価格の見当をつけやすくなります。

デザインの考え方については、[作業ノートを読む](/ja/journal)でも制作の雰囲気を紹介していますので、参考にしてみてください。

肩に近い腕の上部に、音符、小さなハート、星、きらめく十字が横に散らばっている様子を横から近くで撮った写真。
黒い紐のトップスとシルバーのチェーンネックレスが写る、腕の上部全体と肩のラインを捉えた広い横向きの写真。音符のラインの大きさと位置がわかる。
少し違う角度から肩と腕の上部を撮った広い写真。音符、ハート、星が腕に沿って横に続いている。
肩の近くを撮った接写。音符のラインの片端が画面の端へ続き、星と小さな点が見える。

サイズは価格にどう影響しますか?

サイズは、図案と並んでタトゥー価格に関わる大きな要素です。一般的には、面積が広がるほど作業の量が増え、時間も必要になります。ただし、サイズだけで判断できないのも事実です。

写真4と5は、肩のライン〜腕の上部全体を広く写したものです。音符のラインがどのくらいの長さで、腕のどのあたりまで続いているのかが、全体像として確認できます。写真6は肩の近くを接写したもので、ラインの端が画面の外へ続く様子や、星と小さな点の細かさがわかります。

このように、全体の長さを見る写真と、細部を見る写真を両方確認すると、サイズ感がつかみやすくなります。相談のときも「横にどれくらい伸ばしたいか」と「一つひとつのモチーフをどのくらいの大きさにしたいか」を分けて考えると、見積もりの話が整理されます。

ひと目でわかる情報
見るポイント考え方の例
全体の長さ・幅ライン状に広げるか、一か所にまとめるか
モチーフ一つの大きさ小さくするほど細部の表現に注意が必要
余白の取り方点や星を散らすと全体の印象が軽くなる

入れる部位によって何が変わりますか?

部位も、タトゥー価格を考えるときの大切な基準です。肌の見え方、腕の曲面、動いたときの印象などが部位ごとに異なるため、同じ図案でも設計の考え方が変わるからです。

写真2は、暗い色のTシャツの袖の下に出た腕の側面に、格子の図案が置かれた遠景です。線が腕の曲面に沿ってわずかに曲がって見えます。平らな紙の上では直線でも、腕に置くと曲面の影響を受けるため、その見え方を考えて位置を決めることになります。

音符のタトゥーは、肩に近い腕の上部に、横方向に流れるように配置しています。服装によって見え方が変わる場所なので、「どんな服を着たときにどこまで見せたいか」を考えながら位置を決める人が多いようです。実際に[作品の映像を見る](/ja/films)と、腕の動きに合わせた見え方のイメージもつかみやすくなります。

なお、写真の作品は、もともとあった二つの点の周りに音符を配置した例でもあります。既存の点や肌の特徴を踏まえて位置を決めたい場合は、相談の最初に伝えておくと話がスムーズです。

見積もりや相談の前に何を伝えればいいですか?

タトゥー見積もりやタトゥー相談では、ここまで見てきた基準を言葉にして共有できると、話が早く進みます。完成形が固まっていなくても大丈夫ですが、「どの方向性が好きか」「どこに入れたいか」「どのくらいの大きさか」の三点だけでも整理しておくと役立ちます。

ひと目でわかる情報
項目伝えておくとよいこと
図案参考にしたい絵や映画、質感の好み(粗い線か、整った線か)
サイズ全体の長さや幅、モチーフ一つあたりのイメージ
部位入れたい場所、服で見せたい・隠したい範囲
既存の特徴周りにあるほくろや点など、配慮したい部分
仕上げの希望ハンドポーク風のやわらかさなど、雰囲気の方向性

以下のチェックリストを、相談前の準備に使ってみてください。

相談前のチェックリスト

  • [ ] 参考にしたい図案や画像を数枚用意した
  • [ ] 入れたい部位と、見せたい範囲を決めた
  • [ ] 全体のサイズ感(長さ・幅)をだいたいイメージした
  • [ ] 線の質感(粗い・やわらかい・整っている)の好みを言葉にした
  • [ ] 周りに配慮したい点や特徴があれば、あらかじめ整理した

場所や相談の流れについては、[弘大タトゥー案内](/ja/hongdae-tattoo)のページにもまとめています。

自分らしいタトゥーを、一緒に考えましょう

参考写真と、希望するモチーフ・大きさ・部位をご用意ください。

LINE ID: yeonjae_tattoo

価格だけで決めても大丈夫ですか?

価格は大切な判断材料ですが、それだけで決めると、「思っていた雰囲気と違った」という違和感につながることがあります。特に、今回の二つの作品のように、粗い質感や不完全な線そのものが魅力のデザインは、「どこまで質感を残すか」が仕上がりの印象を大きく左右します。

映画のポスターから着想を得たドゥードゥルのタトゥーでは、元の図案のクレヨンのような質感と自然な線を残すことを第一に考えました。小さくても独特な雰囲気が出るのは、そうした線の扱いを大切にしているからです。サイズが小さいから価格も単純に決まる、というものではありません。

多くの人が迷うのは、「小さく入れたい気持ち」と「細かく表現したい気持ち」の両立です。サイズ、図案の細かさ、部位の三つを順番に見直し、どこを優先するか決めておくと、納得できる形に近づけやすくなります。

ご予約の前に

タトゥー価格はデザインだけで決まりますか?

デザインだけでは決まりません。図案の複雑さに加えて、サイズ、入れる部位、線の質感や仕上げの希望など、複数の要素を組み合わせて考えるのが一般的です。相談のときにこれらを共有しておくと、話が整理されます。

小さなタトゥーなら、必ず価格も小さくなりますか?

必ずしもそうとは言えません。小さくても、モチーフの数が多かったり、細かい表現や独特な質感を丁寧に残したい場合は、作業の内容が変わります。サイズだけでなく、図案の内容もあわせて確認することをおすすめします。

相談のときに参考画像は必要ですか?

必須ではありませんが、あると雰囲気や質感の好みを共有しやすくなります。映画や絵、写真など、好きなイメージを数枚用意しておくと、図案の方向性やタトゥー見積もりの話が進みやすくなります。

図案や位置を後から変えたくなったらどうすればいいですか?

図案、サイズ、部位が変わると、検討すべき内容も変わります。変更したい点が出てきたら、できるだけ早い段階で相談の場で共有してください。

基本情報

所在地
136-11 Eoulmadang-ro, Mapo-gu, Seoul · Gスタジオ 2階
営業時間
月〜土 11:00〜23:00 · 日曜定休
アーティスト
ヨンジェ · 中国美術学院卒業 · 弘大で8年目(2026年時点)
スタイル
ファインライン · 花・植物 · カバーアップ
相談・予約
LINE・Instagram DM・カカオトークでの相談後に確定
料金・施術時間
料金と施術時間は図案・サイズ・部位によって異なるため、相談時にご案内します。

中国美術学院出身、弘大で活動する8年目のタトゥーアーティスト · 2026年時点

中国美術学院は、1928年に杭州で創立された美術大学です。長い美術教育の歴史を持つ学校で学んだ感性が、ヨンジェの制作の土台になっています。 学校の紹介を見る · 公式サイト ↗

Yeonjae Tattoo · コラム

作品写真と公開された説明をもとに、写真で見える特徴と相談の準備をまとめたコラムです。制作者の紹介と経歴は上のアーティストリンクからご覧いただけます。

写真の出典: 元の作品と説明 ↗

Instagramの原文
2026-05-23 · Handpoke-style doodle tattoo inspired by the movie poster of Perfect Days. I focused on keeping the rough crayon-like texture and natural imperfect lines from the original design. A small tattoo with a really unique atmosphere. 2026-04-10 · Sparkling music note tattoo. A soft hand-poked, crayon-like design placed around two existing spots. They used to feel noticeable, but now gently blended into the tattoo making it easy to wear short sleeves again.

アーティストの作品メモをもとに、AIの支援を受けて作成した記事です。